イシカワ ヒデシ
ISHIKAWA Hideshi
石川 日出志 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「磨製石戈と弥生文化」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『季刊考古学』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 雄山閣 |
巻・号・頁 | (143),97-102頁 |
総ページ数 | null |
概要 | 磨製石戈は,生業にかかるもの以外では,日本列島でもっとも広範囲に分布する弥生時代の器物である。従来の研究では,その型式分類により,その成立から分布拡大までの過程が追及されてきた。しかし,近年東日本で出土した資料の型式学的整理を行うとともに,磨製石戈の製作から使用・再加工までの過程を追跡した。その結果,弥生時代中期中葉に一気に分布の拡大が起こったこと,九州系と畿内系の2系統が同時に東日本に波及したこと,その製作から再加工までの過程は九州から東日本まで一致していること,などを明らかにした。そして磨製石戈が,弥生時代中期中葉に東西日本の弥生文化の再編の状況を追及し得る重要資料であることを指摘した。 |