オダ ミツヤス
ODA Mitsuyasu
小田 光康 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | タイ・チェンマイ県の4校における児童・生徒の情報通信メティア環境と情報行動に関する意識調査―狂犬病予防のメティア教育開発のための予備調査 |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | 社会情報学 |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 社会情報学会 |
巻・号・頁 | 8(1),35-51頁 |
総ページ数 | 88 |
著者・共著者 | Wilaiwan Petsophonsakl, Yada Aronthippaitoon, Piya Na Bangchang, 廣川真理 |
概要 | タイ・チェンマイ県では狂犬病予防対策がなされてきたが,いまだその根絶には至らない。その専門性などから子供らへの伝達が十分とは言えない。本研究では現地状況を踏まえた狂犬病予防のメディア教育開発プロジェクト研究の予備調査として,タイ国内のメディア環境と教育環境の概要を同定すると共に,同県の4校における児童・生徒のメディア環境と情報行動を調査した。回答者は男性が48.6%,女性が51.4%で,母語はタイ語方言が45.6%,少数民族言語が31.2%,タイ語が22.2%であった。「1日のメディア利用時間」は1時間から3時間までの合計で全体の3分の二を占めた。「最もよく利用するメディア」はスマートフォンが最も多く57.4%,続いてテレビが32.4%だった。「最もよく利用するコンテンツ」ではSNSが39.4%,ゲームが33.0%,動画が20.0%と続いた。「ニュースの入手先」のうち,テレビが46.6%,次いでスマートフォンを利用したSNSが27.5%,パソコンを利用したポータルサイトなどが17.1%であった。 |