イシカワ ヒデシ
ISHIKAWA Hideshi
石川 日出志 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「弥生時代における広域分布土器型式の形成と展開」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『考古学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 考古学研究会 |
巻・号・頁 | 70(3),12-26頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 石川日出志 |
概要 | 考古学研究会第69回総会研究集会<モノの継承と転換は何を意味するか―分布圏を考える>の基調講演。
弥生時代には,狭い範囲で形成された土器型式が,まもなく飛躍的に分布域を拡大する事例がみられる。縄文時代にはほとんど見られない事象である。弥生時代前期初頭の北部九州・遠賀川式土器,中期中葉の北陸・小松式土器と中央高地・栗林式土器をとり上げてその実際を検討した。その結果,これらはいずれも複数系統土器型式の混淆によって形成された特徴をもち,本格的な稲作農耕,新たな墓制,特産品製作など新たな文化・社会システムを構成するパッケージとして分布を拡大したと結論づけた。 |