| フルヤマ ユウギ
            Furuyama Yugi 古山 夕城 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2010/03 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 標題 | ギリシアの文化財と国民意識の形成 ―アテネ・アクロポリスの近現代史― | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 『明治大学人文科学研究所紀要』 | 
| 巻・号・頁 | 67,1-27頁 | 
| 概要 | アテネのアクロポリスが近代ギリシア独立後から現在に至るまでどのような形で存在し、どのような役割と機能を果たしているのかを概観し、文化遺産としてのアクロポリスの復元に込められた同時代の理念、またその背景にある近現代ギリシアの政治・経済における苦難と挫折の歴史、そしてギリシア人アイデンティティとシンボルとしてのアクロポリスとの関係を統計資料と図像史料を元に論じ、アクロポリス文化財の歴史は単なる輝かしい古代へのノスタルジーではなく、その時々の現在を刻み、未来へと進んでいく積極的な歩みであることを指摘した。 |