ノダ マナブ
Noda Manabu
野田 学 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 声をめぐる歌舞伎型瞑想詩-ルパージュの『リップシンク』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | シアターアーツ |
巻・号・頁 | (37),38-45頁 |
概要 | ケベックの世界的演劇作家ロベール・ルパージュの『リップシンク』 (2008) は、ルパージュ自身が説明するように声をめぐる演劇作品である。本稿は、意味伝達を司るテクノロジーでありながら、同時に限りなく身体的な声の境界攪乱的性格の演劇における位置づけを探るともに、歌舞伎型放散構造を持つ『リップシンク』において扱われている声の現代的諸相を考察した。 特に「声の視覚化と空間的性格」については、『リップシンク』中の場面解説ならびに、キプリングの短編やツェラーンの詩との比較も行っている。 |