ヤマシタ ヒロシ   Yamashita Hiroshi
  山下 洋史
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 その他
標題 損得連動性を考慮したネガティブ情報の価値構造モデル
執筆形態 共著(筆頭者)
掲載誌名 明治大学「経営品質科学研究所」2014年度後期研究成果報告論文集
出版社・発行元 明治大学「経営品質科学研究所」
巻・号・頁 65-73頁
著者・共著者 権 善喜,東海 詩帆
概要 本研究では、二者間の関係を前提としていた筆者らの「ネガティブ情報」研究を、三者以上の関係へと拡張することを試みている。その際、行動主体Aにとって負の内容的価値を持つネガティブ情報が、他人に知られたとき、その負の内容的価値が相手にもどれだけ連動するか(損得連動性)によって場合分けし、損得連動性が正の相手を行動主体A’として、また損得連動性が負の相手を行動主体Bとして、それぞれ位置づけている。これにより、行動主体A’がネガティブ情報を知ったときは、それが負の内容的価値を有するため、行動主体Aと同様にそれを行動主体Bに知られないよう、情報遮断エネルギーを投入して正の占有的価値を守ろうとするが、行動主体Bがネガティブ情報を知ると、負の内容的価値が正の内容的価値へと置き換わり、行動主体Bが行動主体AやA’に対して優位な状況を手にすることを示唆している。