| ヤマシタ ヒロシ
            Yamashita Hiroshi 山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2015/03 | 
| 形態種別 | 大学・研究所紀要 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 情報理論におけるエントロピーの基準化と対数の底 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 明大商学論叢 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 明治大学「商学研究所」 | 
| 巻・号・頁 | 97(4),1-16頁 | 
| 著者・共著者 | 山下 洋史 | 
| 概要 | 本研究では、正規化シャノン・エントロピーSの考え方を、条件つきエントロピーと、その期待値(あいまい度)、および相互情報量にも導入することにより、それぞれ「基準化条件つきエントロピー」「基準化あいまい度」「基準化相互情報量」を新たに提案している。これにより、条件つきエントロピー,あいまい度,相互情報量から多様性を取り除くとともに、正規化シャノン・エントロピーと同様に、これらの値を(0,1]に基準化(正規化)することを試みている。さらに、対数の底の交換公式により、上記の「正規化シャノン・エントロピー」「基準化条件つきエントロピー」「基準化あいまい度」「基準化相互情報量」の底を要素数Nへと変換することにより、変換前の単位がビット(底が2)であれ、ナット(底がe)であれ、ハートレー(底が10)であれ、すべて底がNに統一されるという視点を提示している。その上で、このように対数の底をNとしたときの情報量(エントロピー)として、新たに「S-ビット」の単位を提案している。 | 
| ISSN | 0389-5955 |