ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | K-L情報量最小化基準によるファジィ事象のメンバーシップ値推定モデル |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載誌名 | 日本経営システム学会誌 |
出版社・発行元 | 日本経営システム学会 |
巻・号・頁 | 32(2),123-128頁 |
著者・共著者 | 村山 誠,権 善喜 |
概要 | 本研究では、松丸・山下ら(1992)のモデルに対して、新たにファジィ事象の確率を導入した「メンバーシップ値分析モデル」を提案している。このモデルは、事前確率と事後確率のみならず、ファジィ・メッセージを受信したもとでの「ファジィ事象の確率」が経験的に既知であるときに、松丸・山下らのモデルでは比のみしか得られなかったメンバーシップ値μiに対して、そのスケール(倍率)を表すパラメータを導入することにより、メンバーシップ値そのものの値を推定するための分析モデルである。これは、ファジィ事象の確率の実績値と、「最小相対情報量原理」に従って推定された「メンバーシップ値の比」との間をパラメータにより結びつけることを意味する。さらに、サイコロを用いたゲームの実験により、サイコロの目の生起確率およびファジィ事象の確率のデータを収集し、本研究の提案モデルの実証分析を行った結果、モデルの妥当性を確認している。 |