ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 拡大推論における最大エントロピー原理の合理性とバイアス情報の排除 |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | 日本経営システム学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本経営システム学会 |
巻・号・頁 | 36(3),183-188頁 |
総ページ数 | 6 |
著者・共著者 | 山下 洋史,権 善喜,金子 勝一 |
概要 | 本研究では,「非合理的な意思決定はどのような心理的バイアス要因から生じるか」,そして「合理的な意思決定はどのような行動原理で記述されるか」を検討していくことにする.そこで,「模倣」に関する先行研究に基づき,多くの人々が「バイアス情報」を合理的証拠であるかのように考えてしまうことを指摘するとともに,意思決定者にとって「合理的証拠」以外の情報は,常にあいまいさ(エントロピー)の大きい状況に置かれていることを示唆する.
その上で,合理的証拠以外は「無情報」であるとする「最大エントロピー原理」に従った意思決定が,バイアス情報を排除した合理的意思決定(地に足の着いた意思決定)となることを示唆する. |