ミゾベ ヤスオ
MIZOBE Yasuo
溝辺 泰雄 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 日本のアフリカ史研究のいまとこれから |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | アフリカ研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本アフリカ学会 |
巻・号・頁 | (100),79-83頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 今世紀初頭まで,日本のアフリカ研究におけるアフリカ史研究の占める位置は決して大きなものではなかっ た。しかし近年,特にグローバル・ヒストリーの領域を中心に,若い世代の優れた研究が数多く発表されるよ うになり,状況は急速に変わりつつある。日本のアフリカ史学界においても,欧米のみならず現地の史料を参 照した実証的な歴史研究がおこなわれることは,もはや常識となった。文字・非文字に関わらず史料の多様化 が進み,新しい方法論を用いた研究も登場しつつある。今後はさらにトランスナショナルな視点からの歴史研 究が発展していくことが見込まれる。その中で,「日本のアフリカ史研究」が世界のアフリカ史学界に貢献す るためには,歴史学的方法論に基づく実証研究の精度を高めていくとともに,日本やアジアの視点及び史料を 通した新しいアフリカ史像の提示を積極的におこなっていくことも重要となるであろう。 |