ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 情報占有から情報共有への「強い不可逆性」と「半公共財」としての性格 |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載誌名 | 日本経営倫理学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本経営倫理学会 |
巻・号・頁 | (27),117-123頁 |
著者・共著者 | 鄭 年皓,山下 洋史 |
概要 | 本研究は、情報の特性を半公共財として位置付け、ネガティブ情報の隠蔽について論じている。そのために、本研究は、情報共有に対する二重の劣位性や強い不可逆性、半公共財としての情報の特性など、ネガティブ情報の隠蔽行動につながることの多い要因を指摘している。社会においてネガティブ情報の隠蔽行動が多くなる理由は、情報は非競合性を満足するため、その拡散速度が非常に大きくなり、かつネガティブ情報は一般的に非排除性を満足しないからである。 これは、半公共財としての情報の特性に起因していす。そこで、こうした観点をふまえ、企業や公的機関に対して、いかに情報の「非排除性を排除しない」意識を浸透させるかという問題を提示する。 |