イトウ ケン
ITO KEN
伊藤 剣 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『出雲国風土記』楯縫郡冒頭の意味――出雲国造の意図したもの―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国語と国文学 |
出版社・発行元 | ぎょうせい |
巻・号・頁 | 88(3),17-30頁 |
概要 | 『出雲国風土記』の構成を論じたもの。『出雲国風土記』は、現在一冊の冊子本として伝えられている。しかし、本書の中ほどにある楯縫郡冒頭部の記事の在り方は、『出雲国風土記』巻頭の在り方と極めて類似し、出雲国の特別性について強烈な主張をしている。また、信頼のおける写本には、楯縫郡の前に空白の丁がある。以上の点をふまえ、『出雲国風土記』が本来は楯縫郡以下を下巻とする上下二巻の巻子本として成立したことを論証した。 |