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カマサキ フトシ
Kamasaki Futoshi
釜崎 太 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2019/12 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | スポーツにおける社交の意義と可能性―ジンメル『社交の社会学』読解― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 体育・スポーツ哲学研究 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 体育・スポーツ哲学会 |
| 巻・号・頁 | 41(2),17-29頁 |
| 総ページ数 | 13 |
| 概要 | 従来のスポーツ研究おいては,近代スポーツの制度的枠組みを正当化しうる理論としてジンメルの社会学が解釈されてきた。本論文では,ジンメルが20世紀転換期に有していた問題意識に立ち返ることで,ジンメルの社会学にスポーツの現状に変革をもたらすような指摘が潜在していることを示した。現実の世界との相対的自立性をもつ社交的な活動が,例えば産業と強く結びついているスポーツの問題に「気づく(観想)」契機となりえること,あるいはスポーツクラブでの真剣な議論や選挙がもたらす諍いから人々が救済される可能性があることの指摘である。 |