イトウ ナオキ
Ito Naoki
伊藤 直樹 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/03 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
標題 | ファミコンを担いでくる少年とのプレイ・セラピー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京大学教育学部心理教育相談室紀要 |
巻・号・頁 | 16,3-17頁 |
概要 | 教育相談室に「自宅からの金銭の持ち出し」と「生活のルーズさ」などの非行傾向を示して来談した中学生とのプレイ・セラピーの過程をまとめた事例論文である。本人は、母親が生活のルーズさの象徴として目の敵にするファミコンを毎回相談室に持ち込んだ。こうした行動を通じて、本人は母親からの精神的な自立を獲得していったものと考えられ、徐々に,問題行動は減少していった。プレイ・セラピーの過程を思春期の心理的な発達課題との関係から考察した。 |