ヤマザキ ケンジ
YAMAZAKI Kenji
山﨑 健司 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | 万葉歌人の表現
第1回:口誦的表現 額田王 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 月刊国語教育 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京法令出版 |
巻・号・頁 | 19(8),74-77頁 |
概要 | 額田王の歌を特徴づける表現として、一首の中に時間の流れを示しつつ、空間を最終的に一点に絞り込む手法を取り上げ、末尾の内容に重きが置かれていることを明らかにした。それらの共通点をもつ歌が、宮廷の公的な場で披露された巻第一「雑歌」部に集中する事実は、額田王が天皇の意を体して歌を詠む役割を担っていて、宮廷の官人集団を前に口誦で披露する形態と結びついていたことを論じ、授業においては朗読の際に留意すべきことを述べた。 |