イワサキ ヤスナガ
IWASAKI YASUNAGA
岩崎 泰永 所属 明治大学 農学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | 施設キュウリのハイワイヤー栽培におけるLAI簡易推定 |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | 野菜茶業研究所研究報告 = Bulletin of the National Institute of Vegetable and Tea Science |
出版社・発行元 | 農業技術研究機構野菜茶業研究所 |
巻・号・頁 | (14),23-29頁 |
著者・共著者 | 安 東赫, 東出 忠桐, 岩崎 泰永, 河崎 靖, 中野 明正 |
概要 | キュウリの株は生長点に近い葉の個葉面積が最も小さく,下位の葉になるほど徐々に大きくなり,ある葉位からは同様な葉面積となる。このような特性に着目し,キュウリのハイワイヤー栽培において簡易的なLAI推定法を作成し検証を行った。個葉の葉面積と生体重の間には高い相関関係があり,葉の生体重から葉面積を推定することができた。葉位ごとの個葉面積の推移傾向には生育ステージによる大きな差はなかったが,収穫期後半になると,個葉面積が小さくなる傾向があった。キュウリの葉位(n)と相対葉面積比(RLA)との間には,以下の近似式のような関係があった。RLA=0.896/1+(14.811×e-0.51×n) RLAの近似式,最大葉の個葉面積および着生する葉数をもとに求められたLAIの推定値と実測値との間には高い正の相関関係が認められた。また,最大葉の生体重から計算した葉面積を用いた場合にも,推定値と実測値との間には同様に高い正の相関関係が認められた。キュウリのハイワイヤー栽培においては,定期的に除去する下葉の個葉面積あるいは生体重と,着生本葉数を把握することにより,LAIを簡便に推定できるものと考えられた。 |
DOI | 10.24514/00001840 |
ISSN | 1346-6984 |
NAID | 120006586927 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/026268079 |
researchmap用URL | http://id.nii.ac.jp/1578/00001840/ |