| イトウ ケン
            ITO KEN 伊藤 剣 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2014/04 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 招待論文 | 招待あり | 
| 標題 | 日御碕本『出雲国風土記』から『出雲風土記抄』へ――捨仮名の本文化に見る写本系統の再検討―― | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 上代文学 | 
| 出版社・発行元 | 上代文学会 | 
| 巻・号・頁 | (112),1-13頁 | 
| 概要 | 別系統の写本とされる日御碕本『出雲国風土記』と『出雲風土記抄』の親縁性を説いたもの。日御碕本には、風土記本文の読み方を示す捨仮名が漢字で記されることがある。日御碕本を祖とする写本では、捨仮名として小さく書かれていた字が徐々に大きく記され、風土記本文として混入していく傾向が認められる。同じことが『抄』にも言えるため、『抄』は日御碕本の影響下にあると判断される。本研究は、これまでの写本系統に対する見直しを迫る論である。 |