キシ マキコ
KISHI MAKIKO
岸 磨貴子 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 教育工学における「一人称研究」の意義に関する考察 |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | 日本教育工学会研究報告集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育工学会 |
巻・号・頁 | 16(2),191-198頁 |
著者・共著者 | 福山佑樹(東京大学)、杉原真晃(聖心女子大学)、尾澤重知(早稲田大学)佐伯胖(田園調布学園大学大学院) |
概要 | 本研究では,教育工学における「一人称研究」について,その意義について考察することを目的とする.一人称研究という用語は,人工知能学会において諏訪ら(2015)が提唱したものであり,「私」の視点からその実践を個別の具体的状況と関連させて捉えようとする研究である.すでに行為主体者の主観を通して彼らの意味世界を探究した研究も多く報告されているため,このように「私」の視点から実践を捉えることは新しいアプローチではない.しかし,本研究ではあえて諏訪らの「一人称研究」という言葉を用いて,教育工学におけるその意義について考察する.具体的には,教育工学において著者らが専門とするそれぞれの分野—メディア教育,教師教育・授業研究,ゲーム学習—について著者らの一人称の観点からその意義を語る. |