ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/11 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | バブル期の財務データを用いた一因子二段階情報路モデル |
執筆形態 | 共著(筆頭者) |
掲載誌名 | 明大商学論叢 |
巻・号・頁 | 94(1),1-18頁 |
著者・共著者 | 鄭 年皓,山本 昌弘 |
概要 | 本研究では、まずバブル経済崩壊前の1989年度と崩壊後の1991年度の会計データそれぞれについて、業種別・指標別に一因子情報路モデルにより各銘柄(企業)の選択比率の推定を試みている(第1段階の一因子情報路モデル)。こうして業種別・指標別に推定した各銘柄(企業)の選択比率に対し、会計データの各指標値との積和を取ることにより、業種ごとの期待値を算出した上で、この期待値を基に業種をサンプルとした一因子情報路モデルによる選択比率の推定を、バブル経済崩壊前後の1989年度と1991年度についてそれぞれ行っている(第2段階の一因子情報路モデル)。さらに、推定された銘柄の選択比率と業種の選択比率の積により、業種横断的な各銘柄の選択比率を算出し、この選択比率を基に、バブル経済崩壊前後の銘柄選択行動の変化を知ることによって得られる情報量(獲得情報量)を、K-L情報量(Kullback & Leibler,1951)により定量化している。 |
ISSN | 0389-5955 |