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            シミズ ユウコ
            SHIMIZU YUKO
           清水 有子 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2014/09 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | イベリア・インパクト論再考―イエズス会の軍事的性格をめぐって― | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 『歴史評論』 第773号 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 歴史科学協議会 | 
| 巻・号・頁 | (第773),78-97頁 | 
| 概要 | 深谷克己氏のイベリア・インパクト論を部分的に再考し、日本の近世化について、異なる見通しを示した。深谷説では16世紀にイベリア勢力の政治的・社会的圧力の「衝撃」があり、豊臣秀吉の「中華皇帝化」願望が刺激され、朝鮮侵攻が引き起こされたとするが、援用するイエズス会の軍事的性格説と、朝鮮侵攻との接点は実証できない。軍事的威圧よりも変革の鍵として注目すべきは、キリスト教を媒介とした新知識・思想の受容である。 |