ミズノ ヒロコ
MIZUNO Hiroko
水野 博子 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | ドイツ語 |
発行・発表の年月 | 2008/02 |
形態種別 | 書籍掲載論文 |
標題 | "Die Hand zur Versöhnung ist geboten.": Die Reintegration der ehemaligen Nationalsozialisten in Österreich am Beispiel der Amnestiepolitik 1945-1948 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Mapping Contemporary History. Zeitgeschichten im Diskurs |
出版社・発行元 | Böhlau: Wien/Köln/Weimar |
巻・号・頁 | 385-400頁 |
著者・共著者 | Karin M. Schmidlechner, et.al.,(eds.) |
概要 | 本論文は、戦後オーストリアで、ナチズム・戦争の過去を忘却する論理がいかに正当化されたかを、元ナチの再統合を通じて検証したものである。特に、国民統合を急ぐオーストリアが、統合戦略として、自己をナチの犠牲者と規定するテーゼの採用に至った過程を論じた。その際、犠牲者国民という枠組みに元ナチを再統合する政策を、過去を忘却する政策としても捉えることで、「アムネスティー(忘却・恩赦)政策」の展開を跡付けた。 |