クロサワ ムツミ
KUROSAWA Mutsumi
黒澤 睦 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/02 |
形態種別 | 判例研究・判例解説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 強制わいせつ被害について告訴当時10歳11か月の被害者の告訴能力を肯定した事例 〔名古屋高金沢支判平24・7・3裁判所ウェブサイト〕 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 刑事法ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 成文堂 |
巻・号・頁 | (35),177-184頁 |
概要 | 名古屋高金沢支判平24・7・3裁判所ウェブサイトの判例評釈。告訴能力の意義・程度について,問題の所在,従来の学説・判例を確認したうえで,本判決の位置づけと評価,私見を述べた。本判決は,告訴の定義,効果意思,そして告訴能力に関する問題を統一的・整合的に解決しようとしたものである。親告罪によって法律上保護された利益を失い,実害が生じるリスクにさらされるということをある程度理解できる能力が必要である。被害者を保護すべき適切な第三者からの適切な援助を受けることによってこの能力を保持させることが運用論・立法論として望ましい。 |