スズキ タケト
SUZUKI Taketo
鈴木 健人 所属 明治大学 情報コミュニケーション学部 職種 専任教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「封じ込め構想とドイツ問題―分割か統一か、1945年-1949年―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『中・四国アメリカ研究』 中・四国アメリカ学会(広島) |
巻・号・頁 | (2),1-41頁 |
概要 | 米英ソのドイツ占領政策はうまくいっていなかったが、「封じ込め」構想を唱えたケナンは、ドイツの分割を主張し、それに沿ってマーシャル・プランなどが立案された。だが1948年に、ソ連がベルリン封鎖に訴えると、ケナンは、占領軍の相互兵力引き離しを行いドイツ再統一を目指すべきだとした。新任のアチソン国務長官も当初はこの構想に興味を示したが、米政府内で反対が強かったうえ、英仏が反対の意向を示したため、実現しなかった。ケナンの欧州分割論が、欧州国際政治の構造的変動を踏まえたものであったのかが問題である。 |