シミズ ユウコ
SHIMIZU YUKO
清水 有子 所属 明治大学 文学部 職種 専任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/12 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 浦上一番崩れにおける長崎奉行所のキリシタン教書類収取をめぐって‐「耶蘇教叢書」との関係と浦上村民の自己意識- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『明治学院大学キリスト教研究所紀要』 第46号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治学院大学キリスト教研究所 |
巻・号・頁 | (第46),131-160頁 |
概要 | 寛政2年(1790)の浦上一番崩れの際、長崎奉行所がキリシタン教書類を収取した経緯と背景から、潜伏キリシタンの自己意識を解明した。定説では潜伏期に自意識は失われ、信徒と幕府との対抗関係は自然消滅したと考えられている。しかし浦上で潜伏した村民の場合は、「風説」が立つと前もって棄教証文を作成するなどの自己防衛を図っていることから、少なくとも浦上では、潜伏信徒としての自己意識は保たれていると結論づけた。 |