カジワラ テルコ   Kajiwara Teruko
  梶原 照子
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/03
形態種別 大学・研究所紀要
標題 ウォルト・ホイットマンのデモクラティック/フェミニン・テクスト―『私』と『あなた』のエロティックな絆を求めて
執筆形態 単著
掲載誌名 立教大学文学部英米文学専修『英米文学』
巻・号・頁 (67),101-124頁
概要 詩人の「未来のデモクラティックな文学」の創造は、直接的なデモクラシー称揚の詩行を超えて、テクストの性質自体をデモクラティックにする試みであり、西洋言説の構造-二項対立的な記号の階層関係-の脱構築へと向かっている。戦前の『草の葉』の言説は、従来の研究が強調してきたphallicな特質とは逆に、むしろ「女性的」と捉え直せる。しかし、このテクスト性は矛盾を内包しており、デモクラシーの文学の成功と失敗の原因となった