サクヤマ タクミ
SAKUYAMA Takumi
作山 巧 所属 明治大学 農学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 農業保護における関税から補助金への転換要因-日本の大豆に関する利害関係者の余剰計測による検証- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 2010年度日本農業経済学会論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本農業経済学会 |
巻・号・頁 | 252-259頁 |
概要 | 日本で関税から補助金への転換が行われた大豆について、利害関係者の経済余剰を試算した。この結果、1961年の数量制限から関税+補助金への転換は、関税収入を得る財政当局の利益となったのに対し,1968年以降の無税化と補助金への転換は、日本の消費者と米国の利益となったことが示された。財政当局は、補助金の財源である関税収入の維持に固執するため、補助金への転換には消費者や輸出国の影響力の増大が必要なことを明らかにした。 |