キシ マキコ
KISHI MAKIKO
岸 磨貴子 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020 |
形態種別 | エッセイ |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 教育の転換期とコミュニケーションオンライン授業で、学生が育くむものは何か? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | アド・スタディーズ |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 吉田秀雄記念事業財団 |
巻・号・頁 | 72,21-27頁 |
総ページ数 | 58 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 新型コロナウィルスの感染症対策としてはじまったオンライン授業初期の段階では、教員も学生も、新型コロナウィルス感染拡大防止のためしかたなく実施するというムードがあったが、オンライン授業の経験を積み重ねる中で、オンライン授業だからこその学び、学び方があることに気づきはじめた。その気づきを通して、教員は授業改善を、学生は学び方の改善を図っている。あるひとりの学生が、「こなすだけの生活から、自ら組み立てる生活に変化した」とオンライン授業での経験を述べるのを聞き、私は、オンライン授業は教育の転換期になる可能性があると感じた。オンライン授業は、教員にとっても学生にとっても新しい学びであり、これまで当たり前だった教え方、学び方を学びほぐすきっかけになりうる。本稿では、オンライン授業において、学生が育むものは何かについて学生の声を紹介しながら考察する。 |