シマダ ナオヤ
SHIMADA NAOYA
嶋田 直哉 所属 明治大学 政治経済学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/07 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
標題 | 岡山疎開時代の永井荷風――菅原明朗『荷風罹災日乗註考』を読む―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「立教大学日本文学」第110号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 立教大学日本文学会 |
巻・号・頁 | (第110),128-140頁 |
概要 | 永井荷風の疎開を助けた人物である菅原明朗の記録『荷風罹災日乗註考』を精読した。これは戦後15年、荷風没後2年を経て回想された記録である。この記録の特に岡山へ疎開した時の荷風が風景画家として描かれている点に注目し、菅原独自の回想の仕方に着目。荷風の風景画家としてのイメージが過剰なまでに強調されていることを指摘した。また荷風が戦後に発表した『問はずがたり』(1946年)に描かれた風景との関連についても指摘した。 |