タナカ ヒカル
TANAKA HIKARU
田中 ひかる 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
標題 | 「新しいアナーキズム」はなぜ「新しい」のか-思想と運動の変容に関する史的考察- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 歴史研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪教育大学歴史学研究室 |
巻・号・頁 | 52,39-76頁 |
著者・共著者 | 田中ひかる |
概要 | 近年登場した「新しいアナーキズム」は「今・ここ」で理想的な状態を作ることを重視し、1945年以前に主流だった「古典的アナーキズム」は現在の社会での活動を軽蔑し、革命に向けての戦略や未来社会像の構築を重視したと言われてきた。本稿では、未来社会と革命に向けた組織や戦略を重視する「古い」特徴が1990年代以降弱くなり、「新しい」と言われる特徴が140年前から受け継がれながらも近年強まったことが「新しいアナーキズム」の特徴である、という点を解明した。 |