クロサワ ムツミ
KUROSAWA Mutsumi
黒澤 睦 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/10 |
形態種別 | 大学・研究所紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 刑事手続における情報の取扱いに関する法的規律・規制(序説) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明治大学社会科学研究所紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治大学社会科学研究所 |
巻・号・頁 | 61(1),1-16頁 |
概要 | 【目次】
1 はじめに――問題の所在 2 わが国における近時の動向とさらなる問題提起 3 わが国の現行法上の法的規律・規制とその再評価 4 むすびにかえて 【要旨】 事実認定において最終的に重要となるのは「証拠資料」であることを考慮すると,狭い意味での情報通信技術の活用の場面に限らず,従来の刑事手続の様々な場面においても,資料・情報を中心に据えた法的規律・規制の在り方がより強く意識されるべきである。わが国には,大きな議論を経て,情報等の取得・収集と蓄積・利用に関する最も厳格な「法律」による規律・規制が通信傍受をめぐって既に設けられている。この程度の厳格さまでのものを全ての手続に求めることは現実的ではないかも知れないが,法的規律・規制の枠組みとして他のものにも非常に参考になる。 |