クロサワ ムツミ   KUROSAWA Mutsumi
  黒澤 睦
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/03
形態種別 大学・研究所紀要
標題 ドイツの性犯罪における条件付親告罪規定――わが国の性犯罪は非親告罪化するしか道はないのか
執筆形態 単著
掲載誌名 法律論叢
掲載区分国内
出版社・発行元 明治大学法律研究所
巻・号・頁 88(6),51-110頁
概要 ドイツの性犯罪における条件付親告罪規定を参考に,わが国の性犯罪の非親告罪化について検討を加えた論文。一で,わが国の近時の動向を概観し,その課題を確認した。二で,1876年に行われたドイツの性犯罪における原則的な非親告罪化と,現代ドイツの一部の性犯罪における条件付親告罪規定について検討を加えた。三で,性犯罪においては,親告罪よりも非親告罪の方が適切であるが,よりも適切な選択肢として条件付親告罪制度または条件付異議申立制度を検討すべきとした。
【目次】
はじめに
一 わが国における性犯罪の非親告罪化をめぐる近時の動向
二 ドイツの性犯罪における条件付親告罪規定
三 試論――もう一つの選択肢としての条件付親告罪制度・条件付異議申立制度
むすびにかえて
【訂正・補遺】下記を参照。
http://www.aurora.dti.ne.jp/~mutsumi/study/ronso886.html
ISSN 0389-5947