ヤマザキ ケンジ   YAMAZAKI Kenji
  山﨑 健司
   所属   明治大学  文学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1987/11
形態種別 書籍掲載論文
招待論文 招待あり
標題 高円独詠歌群―大伴家持試論―
執筆形態 単著
掲載誌名 萬葉集研究
出版社・発行元 塙書房
巻・号・頁 (15),229-270頁
概要 萬葉集巻第十七~二十は、大伴家持と彼の周辺で詠まれた歌を日付の順に配列する点に特色があるが、家持の歌境は巻第十九の巻末三首で頂点に達し、巻第二十は宴席歌が多数を占めていることもあって従来ほとんど顧みられることがなかった。本論文は巻第二十の冒頭近く、天平勝宝六年秋に家持が集中的に独詠歌を詠んでいることに注目し、その連作歌群としての特徴と家持の作歌活動上の意義を述べた。