オオグス エイゾウ   Ogusu Eizo
  大楠 栄三
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/03
形態種別 大学・研究所紀要
標題 作中人物導入の手法:エミリア・パルド=バサンにおける変遷と転回(第一部)―エミール・ゾラとヘンリー・ジェイムズとの関係において―
執筆形態 単著
掲載誌名 国際関係・比較文化研究
巻・号・頁 1(2),21-44頁
概要 作中人物を小説世界に導入する手法に関する物語論者ジュラール・ジュネットの主張が,[外的焦点化+未知]から[内的焦点化+既知]への文字通りの「転回」を意味することを明らかにした上で,彼が例証として挙げるゾラの小説『ジェルミナール』(1885)と『制作』(1886)の書き出しで「転回」が本当に起きているのかを検証した。
ISSN 1348-1231