タナカ ヒカル   TANAKA HIKARU
  田中 ひかる
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 アメリカ合衆国におけるロシア系移民アナーキスト-1880年代から1920年代- (2009年度歴史学研究会大会報告 近代史部会「帝国秩序とアナーキズムの形成-抵抗・連帯の想像力」)
執筆形態 単著
掲載誌名 歴史学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 (859),96-105頁
著者・共著者 田中ひかる
概要 アナーキズムは工業化が遅れた農村地域で生まれるという定説に対し、国際的大都市・国境近辺の工業都市がアナーキズム運動の中心地で担い手は移民・亡命者といった移動する人びとであったという事例を対置し、ロシア系移民アナーキストを例に、移民をした動機、アナーキストになった動機、アメリカでの活動、革命直後のロシアへの帰還を分析し、移民とアナーキズムの成立の関係の一端を明らかにし、新たな研究の方向性を示した。