スズキ タケト   SUZUKI Taketo
  鈴木 健人
   所属   明治大学  情報コミュニケーション学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1984/01
形態種別 大学・研究所紀要
標題 「マーシャル・プランと戦後ヨーロッパ―ドイツ問題を中心に―」
執筆形態 単著
掲載誌名 学習院大学修士論文
概要 冷戦の転換点となったマーシャル・プランはアメリカ政府内の三つの流れが結実したものであった。第 一は、国務・陸軍・海軍三省調整委員会による対外援助構想であり、第二は、クレイトン国務次官補による 対欧援助要請であった。第三は、ケナンの指揮する政策企画本部の構想である。アメリカは欧州諸国のイニシアチヴ発揮を求めながら、実際には援助額の決定に圧力をかけた。また、援助対象地域には西部ドイツを含めるよう要請し、事実上、ドイツ分割への道を開いた。(アメリカの外交文書に基づく政治史的研究)