ヤマシタ ヒロシ   Yamashita Hiroshi
  山下 洋史
   所属   明治大学  商学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/03
形態種別 その他
標題 県内大規模第2都市の果たす役割に関する研究 ―姫路市・倉敷市・福山市の事例研究―
執筆形態 単著
掲載誌名 明治大学社会科学研究所「総合研究」(企業のサステナビリティ戦略とビジネス・クォリティ)2013年度後期成果報告論文集
巻・号・頁 117-128頁
概要 本研究では、日本における県庁所在地以外の中核都市に焦点を当てた事例研究として、山陽道において県内(兵庫県・岡山県・広島県)で第2の人口を持つ姫路市・倉敷市・福山市に注目し、これらの都市の共通点と相違点を整理している。その際、姫路市・倉敷市・福山市が、いずれも県内第2都市の割には規模が大きく日本の「中核市に指定されており、他の県であれば県庁所在地の規模を有する点に注目し、これらを「県内大規模第2都市」として位置づける視点を提示している。その上で、上記の3市がそれぞれの県庁所在地(神戸市・岡山市・広島市)とともに県の文化や産業を支え「地方活性化」に大きく貢献してきたにもかかわらず、社会における「県名思考」の浸透がこれらの都市の果たす役割の大きさを覆い隠してしまっている現状を示唆するとともに、これらの「県内大規模第2都市」が果たすべき今後の役割を考察している。