Ozeki Naoko
Department Undergraduate School , School of Global Japanese Studies Position Professor |
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Language | English |
Publication Date | 1998/03 |
Type | Bulletin of Universities and Institutes |
Title | Case Study:Leisure Time of Japanese Students of Indiana University of Pennsylvania |
Contribution Type | Sole-authored |
Journal | 環太平洋研究創刊号(名古屋経済大学環太平洋研究所) |
Volume, Issue, Page | (1),pp.35-43 |
Author and coauthor | Naoko Ozeki |
Details | 本稿は、アメリカに学ぶ日本人学生の余暇の過ごし方について事例研究し、日本で学ぶ日本人学生とは対照的なかれらの余暇の過ごし方を描いている。 ケーススタディはアメリカに学ぶ12人の日本人大学生と3人の日本人大学院生に、インタビュー、自己申請方式アンケート、パティシパント・オブザベーションというエスノグラフィーの研究方法を用いて行われた。その結果、次のようなことが判明した。まず、日本人学生にとって英語という言葉の障害は大きく、つねに勉学に追われており、レジャーを楽しむ時間が余りないこと。余暇のアクティビティさえも自分の勉学に役立ちそうなものを選んでいること。また、金銭の余裕のなさが余暇の過ごし方に大きく影響を与えていること。最後に、アメリカに長く滞在していても適応力が余りなく、自国の文化に依然拘束されていることが多く、その影響は友人の選別などに表われていることもわかった。 |