ナツイ タカト   Natsui Takato
  夏井 高人
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/02
形態種別 大学・研究所紀要
標題 植物の名称の不公正な使用と景品表示法の適用
執筆形態 単著
掲載誌名 法律論叢
掲載区分国内
巻・号・頁 88(4・5),23-168頁
概要 1 はじめに
2 関連する裁判事例
2.1 アマメシバ事件
2.1.1 アマメシバ製剤服用による健康被害
2.1.2 名古屋地裁平成19年11月30日判決
2.1.3 名古屋高裁平成21年2月26日判決
2.1.4 法解釈・運用上の示唆
2.2 漢方薬副作用事件
2.2.1 天津当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒KM
2.2.2 アリストロキア酸による健康被害
2.2.3 名古屋地裁平成14年4月22日判決
2.2.4 名古屋地裁平成16年4月9日判決
2.2.5 法解釈・運用上の示唆
2.3 自然のちから事件
2.3.1 エトキシキン
2.3.2 大阪地裁平成17年1月12日判決
2.3.3 法解釈・運用上の示唆
2.4 ビバ・ナチュラル事件
2.4.1 医薬品ではない物品に関する薬事法上の規制
2.4.2 横浜地裁川崎支部昭和58年12月21日判決
2.4.3 東京高裁昭和59年9月12日判決
2.4.4 最高裁昭和63年4月15日判決
2.4.5 法解釈・運用上の示唆
2.5 フラバン事件
2.5.1 誤認・混同のおそれのある商標登録出願
2.5.2 フラボノイド
2.5.3 知財高裁平成17年6月9日判決
2.5.4 法解釈・運用上の示唆
3 景品表示法と関連する裁判事例
3.1 クロレラ療法事件判決
3.1.1 クロレラとウコギ
3.1.2 表示主体
3.1.3 表示行為
3.1.4 景品表示法違反行為
3.2 不服申立等に関する裁判例
3.2.1 景品表示法7条に基づく指示の行政処分性
3.2.2 景品表示法6条に基づく措置命令に対する執行停止の申立て
4 行政措置の事例
4.1 消費者庁による措置命令事例
4.2 公正取引委員会による排除命令事例
4.3 農林水産省による措置命令事例
5 景品表示法の解釈運用上の問題点
5.1 消費者庁の行政監督権限
5.2 医薬品医療機器法との関係
5.3 他の関連法令との関係
5.3.1 詐欺罪との関係
5.3.2 不法行為との関係
5.3.3 錯誤無効・詐欺取消(消費者契約法4条による取消)
5.3.4 履行請求
5.4 植物の名称それ自体の問題
5.4.1 レベルまたはレイヤ
5.4.2 名称及び原産地の表示による信頼性確保の有無・程度
5.4.3 植物の交配種
5.4.4 人工合成生物等
6 まとめ
ISSN 0389-5947