ヤマモト トシヤ   Yamamoto Toshiya
  山本 俊哉
   所属   明治大学  理工学部
   職種   専任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 大学・研究所紀要
標題 被災住民のエンパワメント形成支援による地域再生の可能性と課題 Ⅱ : 震災 2 年目を迎えた岩手県陸前高田市仮設住宅のインタビュー調査
執筆形態 共著(筆頭者以外)
掲載誌名 現代福祉研究
巻・号・頁 13,99-125頁
著者・共著者 宮城孝, 藤賀雅人, 仁平典宏, 廣瀬克哉
概要 陸前高田地域再生支援研究プロジェクトは、東日本大震災において岩手県で最も甚大な被害にあった陸前高田市において、被災住民自身が地域の再生、生活再建に向けてその課題を話し合い、主体的な取り組みを行うことを支援しつつ、仮設住宅および被災地域におけるコミュニティの形成のあり方を共に模索しながら、今後の復興における地域再生のモデルづくりに寄与することを目的として、今日まで活動を続けている。本プロジェクトは、震災2年目を迎えた被災地において、昨年に引き続き2回目となる市内・外合わせて52の仮設住宅団地の自治会長等へのインタビュー調査を8月に実施しており、本稿は、 その調査結果について整理した内容を記したものである。内容としては、①仮設住宅団地における地区別居住状況、②自治会活動とコミュニティ形成の状況、③独居高齢者や高齢者に関する状況と課題、④子どもに関する状況と課題、⑤住環境の問題と対応、⑥住田町の仮設住宅の住環境と居住状況、⑦外部支援団体の関与、⑧住宅再建・復興まちづくりに関する情報・取り組みと意見等である。最後に、これらの調査結果を踏まえて、状況の変化に合わせた復興計画の進捗管理のあり方について論述している。
ISSN 13463349