アベ　ヨシロウ   ABE Yoshiro   阿部　芳郎    所属   明治大学  文学部    職種   専任教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2018/05
形態種別	著書
標題	法堂遺跡の発掘成果の再検討と製塩研究の新展開―「濃縮塩灰」を用いた製塩技術の展開―
執筆形態	単著
掲載誌名	日本考古学協会第84回総会
掲載区分	国内
出版社・発行元	日本考古学協会
巻・号・頁	98-99頁
概要	茨城県法堂遺跡で採取された堆積物中の微小巻貝とケイソウの分析から製塩址には大量の藻灰が遺存したことを証明し、土器製塩に藻灰が用いられていた事実をもとに、藻灰に海水を注いで灰に塩分を濃縮し、それを土器によって煮沸して効率的な結晶塩を得ていた可能性を指摘した。そして、こうして塩分濃縮をおこなった藻灰を「濃縮塩灰」と命名した。