サカイ カズオ
Sakai Kazuo
阪井 和男 所属 明治大学 法学部 職種 専任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/08 |
形態種別 | その他 |
標題 | 理解にいたる教えと学びのプロセスモデル〜知の変容モデルと学びのイノベーション・ダイアグラムの提案〜 |
執筆形態 | 共著(筆頭者以外) |
掲載誌名 | 教育の質の向上WG 成果報告書,サイエンティフィック・システム研究会 |
巻・号・頁 | 10-20頁 |
著者・共著者 | 栗山健(学習研究社・明治大学)、阪井和男(明治大学)、宮原俊之(明治大学・熊本大学大学院) |
概要 | 教育における「理解」をモデル化するために、教育活動における「理解」の構造をモデル化したプロセスモデルを提案する。教育活動における知の状態変化を検討することによって、「教え」と「学び」の活動が中間状態を境として独立した2 つの活動である教授活動と学習活動として再定義されることを示す。そして,導入された中間状態における知のダイナミクスを明らかにするために「知の変容モデル」を導入し、「教えの効果」と「学びの効果」の2 つの評価軸を独立なものとしてダイナミクスを記述する方法として「学びのイノベーション・ダイアグラム」を定義する。最後に,これらのプロセスを因果関係として全体を表すために状態遷移図としてまとめる。本モデルは認知主義と構成主義を統合したものであり、今後は教育活動の記録を本モデルに適用することによって行動主義をも包含できる可能性が示唆されている。 |