ヤマザキ ケンジ
YAMAZAKI Kenji
山﨑 健司 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2013/10/13 |
発表テーマ | 仙覚本における「読み」の展開―文永三年本と文永十年本の異同をめぐって― |
会議名 | 第66回萬葉学会全国大会 |
主催者 | 萬葉学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 仙覚が校定した諸本は寛元本・文永本の名称によって分類され、従来は両者の形態面の相違が注目されてきた。しかるに文永本には西本願寺本に代表される文永三年本と、文永十年本などがあり、後者にはさらに温故堂本・陽明文庫本に代表される頼直本と大矢本・京大本に代表される寂印成俊本とがあるものの、文永本の各系統間における内容の違いについてはよく知られていなかった。本発表では、寛元本と文永三年本が一致し、文永十年本と歌の配列内容が異なる三つの事例をとりあげ、仙覚の校訂時における方法論を明らかにした。 |