キシ マキコ
KISHI MAKIKO
岸 磨貴子 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
|
発表年月日 | 2020/02/29 |
発表テーマ | エージェンシーの観点から捉える新しい能力:アクターネットワーク理論の枠組みから |
会議名 | 2020年日本教育工学会春季全国大会 |
主催者 | 日本教育工学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 信州大学→オンライン開催(新型コロナウィルス対策として) |
発表者・共同発表者 | 岸磨貴子(明治大学), 青山征彦(成城大学),今野 貴之(明星大学) |
概要 | 本チームは、高等教育の学生がICTを活用しながら即興的かつ協働的に知識を構築していく教育環境を構成する技術—社会ネットワークの構造についての調査を行なっている.教育工学で人間や技術について研究をする際、多くの場合、人と技術を分ける。本研究では、人間と技術の間の二分法を克服する視点としてアクターネットワーク論を分析の枠組みとする。アクターネットワーク論では、人間とモノ,社会と技術を切り分けず,両者が不可分な統一体として実践を捉えるため,メリトクラシーを超える「新しい能力観」として「エージェンシー」の概念を提示する.本研究では、都内の大学での実践を事例として「エージェンシー」の観点からの新しい能力の定義を提示し、学生のエージェンシーを高める上で社会的な意味を生み出すICTの役割について考察する。 |