キシ マキコ
KISHI MAKIKO
岸 磨貴子 所属 明治大学 国際日本学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2022/10/29 |
発表テーマ | 異文化間で協働する場を作る:媒介者の役割をめぐって |
会議名 | 日本質的心理学会第19回大会 |
主催者 | 日本質的心理学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 愛知大学名古屋キャンパス |
開催期間 | 2022/10/29~2022/10/30 |
発表者・共同発表者 | 青山征彦・岸磨貴子 |
概要 | 本発表では、第二著者がコーディネータとして関わっている東京にあるネパール人学校と、大阪にある私立の小学校とのあいだで行われている交流についてとりあげる。両校のあいだには、背景にある文化やカリキュラムに対する考え方、学校の規模などあまざまな違いがあり、交流は容易ではない。そうした状況で交流を実現していくために、コーディネータがどのような関わりをしているのかを、インタヴュー調査によって分析する。このような交流は、越境(エンゲストロム)と考えられるが、ここでのコーディネータの役割は、両校どちらの立場でもない媒介者という立場として、越境で生じるコンフリクトをできるだけ避けつつ、実りある交流となるような協働の場を作ることであると考えられる。本発表では、アクターネットワーク理論をベースに、協働の場をつくる媒介者としてのコーディネータの役割について考察した。 |