オオグス エイゾウ   Ogusu Eizo
  大楠 栄三
   所属   明治大学  法学部
   職種   専任教授
発表年月日 2017/06/21
発表テーマ La incógnita y la condenación: un ciempiés advertido por doña Emilia
会議名 XI Congreso Internacional Galdosiano
主催者 Casa-Museo Pérez Galdós
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 Las Palmas de Gran Canaria, España
開催期間 2017/06/19~2017/06/23
概要 スペインの大作家,ペレス=ガルドス(1843-1920)の書簡体小説 La incógnita『謎』(1889年)は,これまで実際に起きた「フエンカラル通り殺人事件」との関連が指摘されてきただけであった。
 しかし,ガルドスが当時付き合っていた作家エミリア・パルド=バサンが彼に送った書簡,とくに新作『謎』に対する彼女の読後感をもとに,当時の司法の歪み,とくに政府高官や富裕層の子息を糾弾する小説であることを明らかにした。