ミウラ タロウ
MIURA Taro
三浦 太郎 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2014/03/08 |
発表テーマ | CIE映画と図書館―『格子なき図書館』の成立背景― |
会議名 | 2013年度日本図書館文化史研究会第3回研究例会(大妻女子大学) |
主催者 | 日本図書館文化史研究会 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京:大妻女子大学 |
概要 | 戦後占領期,連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)では,図書や映画,ラジオなど,“利用可能なあらゆる伝達経路”を通じた日本人の再教育が志向された。メディアの活用は民間情報教育局(CIE)情報課を中心に図られ,400本以上の「CIE映画」が制作された。『格子なき図書館』(CIE 194)は館界でよく知られており,映画の冒頭,旧来の日本の図書館が否定的に描かれたのち,無料で開放的な占領下の図書館・視聴覚ライブラリーが映し出される。これまで,その成立背景はあまり言及されてこなかったが,近年の占領期研究の成果に基づきながら,この映画の制作事情を考察する。 |