イトウ ナオキ
Ito Naoki
伊藤 直樹 所属 明治大学 文学部 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2014/11/08 |
発表テーマ | 学生相談機関のウェブサイトを通じた情報発信から学生の利用促進を考える(自主企画シンポ「悩みを抱えながら相談に来ない学生への多様な資源を生かした支援-学内の友人や学生コミュニティおよびインターネットの活用に焦点をあてて-」) |
会議名 | 日本教育心理学会第56回総会 |
主催者 | 日本教育心理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 企画・司会・話題提供:木村真人(大阪国際大) 企画・話題提供:梅垣佑介(奈良女子大学)
話題提供:河合輝久(東京大学大学院) 話題提供:前田由貴子#(大阪国際大学) 話題提供:伊藤直樹(明治大学) 指定討論:水野治久(大阪教育大学) |
概要 | インターネット環境の整備やモバイル端末の急速な普及により,大学のウェブサイトが教育や研究に果たす役割は非常に大きくなった。大学は情報発信のためにウェブサイトを積極的に活用しており,学生も大学の様々な情報にアクセスしている。各大学の学生相談機関もウェブサイトを通じた情報発信を行っており,『学生相談機関ガイドライン』(日本学生相談学会,2013)の中でもその重要性が指摘されている。支援を必要とする学生はもちろんこと,家族,あるいは教職員も学生相談機関のウェブサイトを閲覧し,情報を入手しているものと思われる。しかし,学生相談機関としてウェブサイト上にどのような情報を掲載すべきなのか,また,利用促進につなげるにはどのような情報を掲載したらよいのか,あるいは,そもそも利用促進にどの程度効果があるのかといった問題についてはほとんどわかっていない。今回の自主シンポでは,2004年,2005年及び2013年に学生相談機関のウェブサイトを対象に行った調査の結果をもとに,ウェブサイトを利用した情報発信について話題提供を行いたい。まず,日本及びアメリカの学生相談機関における最近約10年間の情報発信の変化について取り上げ,次に,日本,アメリカ,イギリス,台湾の大学の学生相談機関の情報発信の現状について比較検討する。これらの知見に基づき,学生相談機関のウェブサイトを通じた情報発信の可能性について考えたい。 |