ヤマグチ フジオ
Yamaguchi Fujio
山口 不二夫 所属 明治大学専門職大学院 明治大学グローバル・ビジネス研究科 職種 専任教授 |
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発表年月日 | 2021/11/06 |
発表テーマ | 無形資産・SDGs・ESG・Green Swan |
会議名 | 会計理論学会第36回全国大会 |
主催者 | 会計理論学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催期間 | 2021/11/06~2021/11/07 |
発表者・共同発表者 | 山口不二夫 |
概要 | 環境意識の高まりにより、巷ではSDGs(Sustainable Development Goals)債券市場ではESG投資が重要視されている。また異常な大変動を示すBlack Swanの気候変動版ともいえるGreen Swanへの警告も行われている。筆者はすでにいくつかの論考において、会計計算書や報告書を拡張し無形資産情報を掲記する理論的根拠やその方策について述べてきた。本報告ではさらに具体的にその方策を考えると共に、無形資産の研究の方法や論点を考える。
本報告ではまず、無形資産の研究の方法論から確認し、これまでの山口の研究のまとめ、さらに製薬上場企業で作成された報告書を検討し、無形資産情報の開示状況を確認し、株式時価総額、無形資産とのれん額の推移を検討する。最後に負の無形資産概念を拡張することで気候変動リスクをマイナスの無形資産と考え、企業が現在どのようにとらえているかを確認し、無形資産への掲記を考える一助とする。 |