ヤマシタ ヒロシ
Yamashita Hiroshi
山下 洋史 所属 明治大学 商学部 職種 専任教授 |
|
発表年月日 | 2013/06/02 |
発表テーマ | ソフトウェア開発組織におけるシステム温とメンバーの体温(講演論文集pp.210-211) |
会議名 | 第50回日本経営システム学会全国研究発表大会 |
主催者 | 日本経営システム学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東洋大学川越キャンパス(川越市) |
発表者・共同発表者 | 村山 誠,権 善喜,村山 賢哉 |
概要 | 本研究では、高橋および筆者らの「組織のシステム温とメンバーの体温」研究を基に、ソフトウェア開発組織における高いシステム温の存在を指摘するとともに、その要因を考察している。これにより、ソフトウェア開発組織において、①ソフトウェア開発の複雑性,②高い専門能力の必要性,③最新技術・知識のキャッチアップ必要性,④開発途中での変更・追加による負荷増大,⑤納期直前の急激な負荷増大といった要因がシステム温を高めていることを示唆している。さらに、こうした高いシステム温に対応すべく、メンバーは自身の体温を高めることで「高温度適温」[4]の状態にしようとするのであるが、体温を高めることができないメンバーは「熱湯」の状態を余儀なくされ、これが「ドロップアウト」のリスクを増大させるという視点を提示している。 |