カワギシ コウジ   KAWAGISHI KOJI
  川岸 康司
   所属   明治大学研究・知財戦略機構・農場  農場
   職種   特任教授
発表年月日 2024/11/03
発表テーマ トンネル栽培による寒締めホウレンソウの品種間差異
会議名 園芸学会令和6年度秋季大会
主催者 一般社団法人園芸学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 沖縄県西原町 琉球大学千原キャンパス
開催期間 2024/11/03~2024/11/05
発表者・共同発表者 川岸康司・高橋拓巳
概要 Brix8%以上の寒締めホウレンソウでは,5℃以下の地温が収穫前5日間必要とされる.関東南部ではハウスによる寒締めは難しいため,トンネルによる栽培を試み,適品種を探索した.2022年に一般品種の‘クロノス’,をはじめ3品種,2023年 は‘クロノス’と縮葉系品種の‘雪美菜02’をセルトレイへ播種し,黒マルチへ定植した後,穴あきトンネルを被覆し,草丈20 cmを目安に除去した.いずれの年も ‘クロノス’の生育,収量が他の品種より良かったが,Brixやアスコルビン酸含量は2023年播種の‘雪美菜02’が高かった.いずれの年も収穫前5日の地温は6℃前後であったが,Brixは8%以上であった.